弁理士業を含め、仕事の質は、速さで決まる。
いっけんすると、両者は矛盾するようですが、
実はそうではない。
仕事の速さは集中力が伴うもの。
集中力が高まった状態での思考回路は極めて正確です。
誤記等のミスもない。
プロは同じような仕事を常日頃から何千、何万とこなしている。
しかも短時間で。
このため、脳みその回路(ニューロン・シナプス)が既にでき上がっており、さらに脳細胞が増殖中の覚醒状態になっていると想像できる。
ひとり弁理士の私でも、
知財業務なら月に20件以上の特許出願、30件以上の拒絶対応も余裕。
よくある事例では、仕事が速い人ほど、連絡や返信も速いということ。
さらに驚くのは、仕事が速い人ほど、高品質な仕事ができる人。
私が実行している実務トレーニングでは、
必ずタイマーで時間を計る。
例えば特許請求の範囲の起案に1時間、実施形態の起案に3時間とか・・・
必ず制限時間を決めて、全神経を集中させること。
制限時間を決める→全集中の繰り返しで、高品質の起案が出来上がる。
よくある間違いは、
質を高めようとして、無制限に時間をかけること。
これをやると、
脳みそが退化する。
そして、大味の不味い起案ができ上がる。
高品質な起案の源泉は、時間ではなく、集中力。
仕事の質は、速さに宿るのです。