鬌才💖匁理士ずもちゃんの知財実務オンラむンレッスン

起業家必読知財実務を知り尜くしたオネ゚匁理士が知的財産ず䌁業経営の䞖界をバシッず斬る

誰でも富裕局になれる起業術

 

誰でも簡単に起業しお富裕局になれる起業術があるずすれば。。。

 

それはネットを䜿った商品販売です。

 

楜倩やアマゟンのサむトで商品を売りたくる。

 

商品の補造知識は必芁ありたせん。

 

日本や䞭囜で補造しおくれる業者がたくさんいる。

 

補造は圌らにたかせるのが䞀番安く䜜れたす。

 

あなたに必芁なのは、ただ䞀぀。

 

それはマヌケティングの知識。

 

商品販売では、楜倩やアマゟンのサむトでよく売れおいる商品を芋぀けたす。

 

口コミ数やランキング衚瀺等で売れ行き商品を特定するこずができるのです。

 

次に、それをたるたるパクリたす。

 

ここで泚意しなければならない点が䞀぀だけ。

 

それはパクる察象ずなる商品の知的財産暩があるか吊か。

 

自分で特蚱庁のデヌタベヌスから調査するこずができたす。

 

䌌たような特蚱暩、意匠暩、商暙暩が存圚しおいる堎合には、匁理士に抵觊鑑定を䟝頌する。

 

䞍正競争防止法違反の抵觊も含めたす。

 

自分では䟵害の刀断ができたせんから、実瞟ある䟵害蚎蚟の経隓豊富な匁理士に䟝頌したしょう。

 

匊所でも商品販売業者から数倚くの知財䟵害鑑定を受任しおいたす。

 

特に匊所では、䞭小・個人の事業者からの䟝頌が倚く、コスト削枛のため、簡易䟵害鑑定を提䟛しおいたす。

 

䟵害鑑定の結果、非䟵害に該圓するず考えられ、そのたた䞞䞞パクっお倧䞈倫。

 

䟵害なら非類䌌ずなるように、商品を蚭蚈倉曎したしょう。

 

商品の蚭蚈倉曎も匊所でコンサルしおいたす。

 

あずは売れ行き商品ず䌌たような商品を安く䜜り、䞀円でも安く販売する。

 

これで貎方の商品は売れお行くのがオンラむンショッピングの䞖界です。

 

 

【泚意喚起】技術系起業家は商暙を過小評䟡する傟向がある

 

毎日、起業家さんず知財盞談を行っおいお気付いたこずがある。

 

それは起業家は特蚱を過倧評䟡しお、商暙を過小評䟡する傟向。

 

特に技術系の起業家に倚い。

 

結論ずしお、商暙を過小評䟡するのは間違っおいる。

 

商暙は自身の商いの顔である。自分の顔を過小評䟡しお、どうしお䞖間や埓業員に奜かれるのか。そんな考え方では愛瀟粟神も定着しない。

 

商暙は、これから自身が垂堎に提䟛する補品やサヌビスに察し、䞖間評䟡が化䜓する媒䜓である。

 

その商暙を倧切に想う気持ちがなければ、自瀟の補品・サヌビスをいい加枛に考え、愛情もかけないように映る。

 

誀解を恐れずにいえば、特蚱なんおむノベヌションが起これば寿呜が尜きる。

 

しかし、商暙は日々の䌁業掻動の果実が結ばれるものだから、廃業するたでは倧切に保護しおおく必芁があるのだ。

 

知財の䟡倀ずしおも、長幎、事業掻動が継続するず、商暙の䟡倀が特蚱のそれよりも高くなるのが普通である。

 

その商暙を商暙暩ずしお保護しないのは、䌁業経営及び䌁業粟神を蔑ろにしおいるこずにほかならない。

 

特蚱暩で垂堎を独占するずいう目先の利益ばかりを考えるよりも、長い時間、䌁業掻動を行い、瀟䌚の䞀員になるずいう姿勢が䌁業本来の圚り方である。

 

たかが商暙、されど商暙。

 

商暙暩で保護しおいない䌁業は、起業ミッション及び愛瀟粟神の育成からやり盎せ

 

 

知的財産蚎蚟は経隓するこずが最䞊の教科曞

 

匁理士でも、匁護士でも、知的財産暩に関する裁刀䟋を孊習する人が倚い。

 

しかし、そんな裁刀䟋を埌远い的にむンプットしおも、今埌の実務においお䜕の圹にも立たないず断蚀できる。

 

その裁刀䟋は、その事件でしか通甚しないものなのだ。

 

蚎蚟に匷くなるには、自身が蚎蚟を経隓するしかない。

 

教科曞に掲茉されおいるケヌススタディを習埗するこずに意味がなければ、知識ずしおむンプットしおも消化しきれず䜿甚できない。

 

自身が圓事者又は代理人・補䜐人ずしお、敗蚎を免れるために死ぬほど考え、蚎状、答匁曞又は準備曞面を䜕床も蚂正しお繰り返し起案するこず。

 

これに尜きる。

 

毎日、蚎蚟の行方のプレッシャヌを感じながら、自身の䞻匵を党身党霊で裁刀所にぶ぀ける。

 

事䟋調査でよく䌌たケヌスを探し出し、その考え方を自分の事件にあおはめおも意味がないし、そんなこずしたら敗蚎を意味する。

 

裁刀所もこのようなずっお぀けた考え方を支持しない。

 

そもそもクリ゚むティノずはいえない。

 

刀䟋集などには掲茉しおいないような独特の思考回路で䞻匵しおいかないず裁刀所に支持されるこずはない。

 

なので、今自分が持っおいる裁刀䟋は捚おお、基本だけを芋盎し、自身の頭で死ぬほど考える。

 

これが知的財産蚎蚟を䞊達するための最適なトレヌニング方法なのである。

 

 

【特蚱出願の分割】客䜓的同䞀の泚意点

 

最近、日本囜特蚱庁に出願された幎間の特蚱出願件数は、埮増ずいう数字が出おいたす。

 

か぀おの特蚱出願倧囜の再来かず思いきや、そうではありたせん。

 

内蚳を芋るず、䞭小䌁業の特蚱出願件数の増加ずずもに、出願分割が倚いのです。

 

私も戊略的に出願分割を倚甚する時がある。

 

出願分割する意図は、出願人ごずに異なるず思いたす。

 

さお、実務的に泚意しなければならない点は、分割時の客䜓的同䞀です。

 

新しく分割しお出願する特蚱請求の範囲以䞋、「クレむム」ずいう。を䜜る。クレむムは、盎前の明现曞又は図面等の蚘茉に基づき、新芏事項にならないように泚意する。

 

ここはなのですが、問題は明现曞の課題解決手段です。

 

明现曞の課題解決手段は、クレむムの内容をコピヌするのが正解です。

 

これで客䜓的同䞀違反が指摘されたこずはありたせん。仮にこれが客䜓的同䞀違反であれば、クレむムそのものが新芏事項远加に該圓しおいるはず。

 

クレむムのコピヌは、請求項等、すべおの請求項をコピヌするのではなく、䞊䜍抂念だけで良い。

 

特蚱請求の範囲ず明现曞の課題解決手段の抂念的な倧小関係は、以䞋のずおりです。

 

明现曞の課題解決手段特蚱請求の範囲。

 

明现曞の課題解決手段の少なくずも䞀郚を特蚱請求の範囲で暩利請求する性質がある。

 

なので、クレむムをすべお明现曞の課題解決の欄に蚘茉しおおかなければならない必芁性はありたせん。

 

泚意するずすれば、明现曞に蚘茉されおいる埓来技術の課題です。

 

結論ずしお、埓来技術の課題は倉曎しない方が無難です。

 

出願分割のクレむムず明现曞の課題が察応しなくなるずいう懞念も出るが、原出願芪出願では、明现曞の埓来技術の課題をふんわりした䞊䜍抂念で蚘茉しおおくこずにより、この懞念点は解消される。

 

以䞊をたずめるず、出願分割では、新しいクレむムを䜜成し、明现曞の課題解決手段にクレむムの䞊䜍の郚分を蚘茉しおおく。

 

そのほかは倉曎しない。

 

芁玄曞はクレむムに合わせる。

 

これで出願分割の実務で客䜓的違反が指摘されるこずはありたせん。

 

 

 

 

【特蚱の䟡倀ずは】特蚱䟵害蚎蚟は特蚱暩者の負け筋手続だ

 

特蚱暩の暩利行䜿特蚱の䟡倀ずは䜕ですか

 

呚囲の匁理士に聞くず、特蚱䟵害蚎蚟における差止請求ず損害賠償請求ず回答する人がいる。

 

バカいっちゃいけない。

 

特蚱䟵害蚎蚟で差止請求ず損害賠償請求に勝蚎するこずがどれだけ困難なこずか。

 

実際、蚎蚟代理や蚎蚟補䜐をしおいる身からするず、これほど、被告偎に有利な蚎蚟手続は存圚しないのだ。

 

䟋えば、特蚱䟵害蚎蚟で勝蚎するためには、原告は、①特蚱発明の技術的範囲に属するこず、➁無効理由が存圚しないこず、ずいう条件が課される。

 

裁刀所でも独自に無効理由の有無が怜蚎されるから、被告が䞻匵した無効理由に぀いお反論しお裁刀所に認められなければならない。

 

さらに、こればかりではない。

 

被告が特蚱出願前から実斜しおいた技術であれば、被告に先甚実斜暩が認められお抗匁できるし、原告の特蚱が公知技術に過ぎないようなものなら、被告は公知技術実斜の抗匁が可胜になる。いずれも特蚱䟵害が成立しない。

 

日本の特蚱䟵害蚎蚟手続では、特蚱法の法改正が頻繁に行われるが、ただただアンチパテント構造になっおいる。

 

米囜の倍賠償、䞭囜の倍賠償ず䞖界のプロパテント化が続くなか、日本ではアンチ化が根匷い。

 

以䞊から、特蚱暩の暩利行䜿の䞀番手に、差止請求ず損害賠償請求が該圓するこずはない。

 

考えおみれば、特蚱暩の付加䟡倀ずしお、発明発掘から特蚱暩成立に至るたでのプロセスにおいお、䌁業経営の匷力な歊噚になる芁玠がたくさん存圚する。

 

これを芋える化し、䌁業経営の暗黙知を圢匏知ずしお埓業員に共有するこずの嚁力は、ずおも倧きい。

 

特蚱ずいう圢匏知の共有によっお、䌁業の営業掻動や生産掻動が倧きく奜転した事䟋も、匊所顧問先で認めおいる。

 

売䞊の数字だけでなく、埓業員の退職問題・劎働環境が倧きく改善される事䟋が埌を絶たないのである。

 

 

【譊告曞を貰ったら】商暙暩䟵害及び䞍正競争防止法違反

 

先日、ネット販売を展開する事業䞻から知財盞談の䟝頌があり、譊告曞を貰ったずのこず。

 

譊告曞を読めば、商暙暩䟵害ず䞍正競争防止法条項号のダブルパンチ。

 

ネット販売しおいる事業者が譊告曞を貰うず、商暙暩䟵害ず䞍正競争防止法違反のダブルで来るこずが倚い。

 

早速、商暙暩䟵害の鑑定から。

 

譊告者の登録商暙に係る暙章及び指定商品を確認。

 

いずれも間違いはなさそうだ。

 

次に、䟝頌人に぀いお質問。

 

なんず䟝頌人も件の商暙暩を所有しおいる。

 

しかも、譊告曞ず䟝頌人の暙章の関係は、それぞれ『』ず『』。

 

なるほど。

 

譊告者は、䟝頌人の『』の暙章が、自身の暙章『』に察しお、類䌌しおいるず刀断しおいるようだ。

 

結論からいえば、商暙の堎合、利甚商暙ずいう抂念は存圚しないから、暙章『』ず暙章『』ずが類䌌するずいう考え方は、特殊な事情を陀き、採甚されない。

 

『』は党䜓で䞀぀の暙章。

 

『』も党䜓で䞀぀の暙章。

 

䞡者は、倖芳・称呌・芳念が各々で異なるため、商暙は非類䌌ず刀断する。

 

特殊な事情があるずすれば、『』の『』の郚分が識別力の極めお匱いもの又は付蚘的なものであるずか、『』の郚分が拡倧衚瀺又は色違いで目立たせ、『』の郚分だけが分離しお独り歩きしおいるような認識を需芁者に䞎える態様などをいう。

 

本事䟋では、非類䌌の商暙であり、譊告者の商暙䟵害に該圓しないず刀断する。

 

加えお、䟝頌人が所有する商暙暩の正圓䜿甚である旚を远加しお抗匁する。

 

商暙暩の正圓䜿甚ずいうためには、商暙の同䞀性が芁求される。

 

しかしながら、仮に登録商暙の類䌌ずなる暙章を䜿甚しおいおも、第䞉者の商暙暩に係る商暙ず類䌌しなければ、第䞉者の犁止暩商暙法第号号の効果は及ばない。

 

今回の事䟋は、こちらの勝ち筋案件である。

 

このような事䟋で蚎蚟が提起されおも、こちらずしおは和解するこずはなく、我々が勝蚎刀決を頂く絶奜の機䌚になる。

 

盞手が知財䟵害に詳しい匁護士なら蚎蚟提起はないだろうず期埅する。

 

さお、䞍正競争防止法違反に぀いお。

 

これは暙章が非類䌌なので䞍正競争防止法には抵觊しない。

 

なお、暙章が付された商品の圢態も類䌌しおおらず、仮に類䌌しおいおも、譊告者の商品は日本で販売されおから既に幎以䞊の期間が経過する。

 

よっお、物品圢態の点でもシロ。

 

さらに、『需芁者の間に広く認識されおいる』ずいう芁件を具備する具䜓的事情もナシ。

 

以䞊から、譊告曞の回答曞ずしおは、貎職の芁求には応えられない旚をはっきりず回答するこずにした。

 

なお、それでも法的措眮をちら぀かせるなら、蚎蚟の堎で培底しお争う぀もりである。

 

 

䞭囜知財の魅力

ようやく手に入れた䞭囜専利法詳解。
 
玄ペヌゞの分厚い曞。
 
専利ずは、特蚱、実甚新案、意匠のたずめた名称です。
 
なんず䞭囜の知的財産は桁違いに凄い。
 
䞭囜の幎間特蚱出願件数が特蚱玄䞇件、実甚新案が玄䞇件、意匠が玄䞇件ず、専利ずしお合わせお幎間䞇件を超えおいたす。
 
䞭囜の特蚱庁は、ゎミ特蚱暡倣特蚱の意味を懞念しおおり、このために䞭囜の特蚱性のハヌドルがずおも高いのです。
 
今では先進囜においお日本が䞀番特蚱になり易い囜であり、䞭囜や韓囜は日本よりも特蚱になり難い囜になっおいたす。
 
それでも日本の特蚱出願件数は幎䞇件皋床。
 
䞭囜の特蚱出願件数の皋床であり、いた䞭囜は知的財産の超倧囜。
 
今埌は䞭囜ぞの特蚱出願、䞭囜䌁業の日本出願が増加する傟向にあるず思いたす。
 
このため、日本だけでなく、䞭囜知財に関する研究を深めたいず思いたす。
 
䞭囜知財の暩嚁になる。
 
事情が蚱せば、䞭囜匁理士資栌も狙いたい。
 
それにしおも䞭囜の実甚新案は、ずおも䜿い勝手の良い暩利です。
 
ほずんど新芏性だけが審査されお登録される。
 
それにもかかわらず無効になり難い。
 
コスパ最匷の知財は、䞭囜実甚新案で決たりだ。
 
いたは知財も䞭囜の時代になりたした。
 
䞭囜語ず英語を孊んで、䞭囜で掻躍できる匁理士になりたす。
 

䞭囜専利法詳解

ビビるな特蚱䟵害の譊告は割以䞊がハッタリ

 

匁理士ずしお、日頃から、知財䟵害の譊告察応に関䞎しおいたす。

 

倚い時は、毎日盞談が入り、今は平均するず週に人から䟵害譊告盞談が来る。

 

それは、私が匁理士ずしお、䟵害蚎蚟の経隓が倚く、癟戊錬磚だからこそだけど、䞀貫しお蚀えるのは、特蚱䟵害の譊告はコワくないずいうこず。

 

特蚱発明の技術的範囲の属吊で文蚀䟵害にはならない事䟋が半分。

 

無効理由があり特蚱䟵害にならない事䟋が半分。

 

盞手方が均等䟵害を䞻匵しおくるけど、最初から均等䟵害頌みでは蚎蚟には勝おたせん。

 

倚くの事䟋で、特蚱発明の文蚀よりも意矩が拡匵的に解釈されおいる。

 

でも、それっお無効理由を含むこずがあり、暩利濫甚的な暩利行䜿なのです。

 

デッドコピヌずしおパクらなければ、そんな簡単に、特蚱発明の技術的範囲に属したせんよ。

 

個人的には、技術的範囲の属吊で吊認するこずは前提ずしお、無効理由を探すこずを提案しおいたす。

 

珟圚では、䟋えば、アマゟンや楜倩のサむトで商品を売る䌁業や個人がずおも倚い。

 

圌らは売れるモノを販売するわけで、その売れおいるモノは既に䞖の䞭に存圚する商品を参考にしお開発するこずが倚いのです。

 

それをむンタヌネットでサヌチするず、特にブログ等で掲茉されおいるこずがあり、ブログ蚘事を発芋したずきは『しめしめ』ず感じるわけです。

 

圌らも収益確保のため、䞖の䞭の売れおいるモノをヒントに商品を䌁画しおいたすから。

 

私はブロガヌ歎18幎2006幎にココログで開始で、毎日、倚くのブログ蚘事を拝読しおいたす。

 

この商品の蚘事は、あのブロガヌさんのブログだ、ずいう圓たりがかなりの確床を持っお指摘できるのが、私の匷み。

 

商品販売サむトも然りです。

 

ネット蚘事を無効理由ずしお提出するこずで、技術的範囲の属吊を議論する前に、盞手方が特蚱䟵害差止蚎蚟を取り䞋げた事䟋もありたす。

 

そんなこんなで、特蚱䟵害譊告なんおビビらずに匊所にご盞談ください。

 

半ば断定的な口調になりたすが、癜黒ハッキリさせおあげたす。

 

 

知的財産×異業皮でむノベヌション

 

私は匁理士であり、知的財産の専門家ずしお、日頃からクラむアントの知財業務を担圓しおいたす。

 

ずころで、知財は䜕のためにあるのかずいうず、䌁業経営を良くするためです。

 

䟋えば、他瀟による暡倣排陀、技術力向䞊ず明確化、ブランド圢成、事業競争力の確保など。

 

これらは、ぜんぶ経営に貢献するもの。

 

匁理士は、知財業務を完璧にこなすこずが倧前提の職業です。

 

でも、私は匁理士ずしお知財業務を完璧にこなすだけに劥協したくない。

 

私が持っおいる゚ネルギヌず才胜をもっず倚くのこずに費やし、クラむアントの経営にいっそう貢献したい。

 

そこで、その䞀぀がクラむアントの劎務環境の改善。

 

䟋えば、発明発掘等で工堎の技術者ず話しおいるず、クラむアントの劎務環境が䞍十分であるず感じるこずが倚々ありたす。

 

良くない劎務環境では、優れた知的財産は生たれない。

 

優れた知的財産が生たれなければ、事業の競争力が埗られない。

 

やはり人が䞀番倧事。

 

そのこずに気づいたずき、劎務環境を改善したいず思いたした。

 

そこで、私は瀟劎士になるべく、瀟劎士詊隓を珟圚、勉匷しおいたす。

 

いたの瀟劎士詊隓は、受隓したからわかるけど、新制床の匁理士詊隓にも負けないくらいの超難関になっおいる。昔の瀟劎士詊隓は䜙裕ずいう感じでしたが・・・

 

今埌、匁理士には、知財業務を基幹ずし぀぀、他の囜家資栌を取埗しお、知財×異業皮でむノベヌションを起こすこずが期埅されおいるず思いたす。

 

なぜなら、クラむアントの䌁業経営を支揎するずいう芖点で考えるず、やはり匁理士が䞀番手になる資栌だからです。

 

さすが、経枈産業省管蜄の資栌ずいえる。

 

そういうこずで、私は匁理士ずしお囜内及び倖囜の知財業務を完璧にこなし぀぀、クラむアントの劎務環境改善に貢献する。

 

匁理士でありながら、瀟劎士詊隓の受隓生、その他、クラむアントの経営改革のための研究をこない日々を送っおいる。

 

 

商暙法第条項号の拒絶理由回避のワザ

商暙出願するず、商暙法第条第項号の拒絶理由通知を貰うこずがある。

私が最近、代理した案件では、䞋蚘のような事䟋がありたした。

 

■第条第項第号品質等衚瀺及び第条第項第号品質等誀認

 この商暙登録出願に係る商暙以䞋「本願商暙」ずいいたす。は、「ミュヌゞシャン」の文字を暙準文字で衚しおなるずころ、その構成䞭、「」の文字は、「コンピュヌタヌで、蚘憶・掚論・刀断・孊習など、人間の知的機胜を代行できるようにモデル化された゜フトり゚ア・システム。」の意味を有する「 人工知胜」の略語別掲参照、「ミュヌゞシャン」の文字は、「音楜家」の意味を有する語別掲参照ずしお、それぞれ知られおいるものですから、本願商暙は、「」及び「ミュヌゞシャン」の䞡語を結合したものず認識されたす。

 そしお、この商暙登録出願に係る指定圹務以䞋「本願指定圹務」ずいいたす。ず関連する分野においお、別掲に䟋瀺するずおり、人工知胜を掻甚した楜曲の創䜜や音楜の挔奏が行われおおり、たた、そのためのアプリケヌション゜フトりェアなどが取り扱われおいたり、研究開発の取組が行われおいたりする実情がありたす別掲参照。

 加えお、人工知胜を掻甚しお楜曲の創䜜、音楜の挔奏を行う人や、楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行うこずのできる人工知胜の技術又はアプリケヌション゜フトりェアなどを「ミュヌゞシャン」ず称しおいる実情がありたす別掲参照。

 以䞊の実情を螏たえたすず、本願商暙は、構成党䜓ずしお「人工知胜を甚いお楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人」又は「楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人工知胜」ほどの意味合いを認識させるものです。

 そうするず、本願商暙を本願指定圹務に䜿甚した堎合、本願商暙に接する取匕者、需芁者は、その圹務が「人工知胜を甚いお楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人」に係る圹務又は「楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人工知胜」に係る圹務であるこずを認識するにすぎたせんから、本願商暙は、圹務の質内容を普通に甚いられる方法で衚瀺する暙章のみからなる商暙ず刀断するのが盞圓です。

  したがっお、本願商暙は、商暙法第条第項第号に該圓し、本願商暙を本願指定圹務䞭の䞊蚘意味合いに照応する圹務以倖の圹務に䜿甚するずきは、圹務の質の誀認を生ずるおそれがありたすので、商暙法第条第項第号に該圓したす。

 

 

【匁理士ずもちゃんの考察】

商暙法第条項号では、完党造語である商暙を無理に分解しお、それぞれの意味を別掲等で特定した蟞曞等で特定し、䞡者を結合するこずによっお埗られる芳念を別掲のりェブサむトの蚘茉によっお認定する手法によく遭遇したす。

 

これが特蚱庁審査官の定石なのかな。

 

しかしながら、本事䟋では矛盟点も倚々、芋られた。

 

䟋えば、本願商暙の『ミュヌゞシャン』は、蟞曞に掲茉されおいないものであるため、完党なる造語である。このような事䟋では、『』ず『ミュヌゞシャン』ずいうもずもず芳念が特定できる単語に分離されるこずが倚い。そしお、各々で認定されおいる芳念を結び぀けようずするが、いかにしお合理的か぀盎接的な芳念を導けるか。もっずも、本願商暙の芳念を䞀矩的に特定するこずはできたせん。

 

本事䟋では、特に『』は無䜓物であり、『ミュヌゞシャン』は自然人である。この組み合わせが無䜓物になるのか、自然人になるのか、あるいはたったく別の芳念を想起できるのかは、それを決定付ける根拠はどこにも存圚しないのですから。

 

そこで、審査官は、別掲のりェブサむトの蚘茉内容に基づいお、完党造語の芳念を認定しようずしたす。事䟋によっおは、この審査官の芳念認定に無理があるこずがある。

 

䟋えば、別掲のりェブサむトの蚘茉内容を怜蚎しおも、本願商暙である『ミュヌゞシャン』の意味内容を完党に蚘茉したものがほずんどない。『』ずいう単語だけが登堎するりェブサむト、『ミュヌゞシャン』ずいう文蚀が蚘茉されおいおも、その定矩がされおいないりェブサむト等が匕甚されおいる。

 

審査官は、頭の䞭で、別掲の内容を読んで、本願商暙の『ミュヌゞシャン』の芳念を勝手に䜜り䞊げおいるわけです。

 

先ず、これが最初の矛盟点です。

 

別掲の内容をよく読み、本願商暙の『ミュヌゞシャン』の意味内容が蚘茉されおいるりェブサむトを芋぀けたす。

 

するず、別掲でようやくそれらしき蚘茉がされおいるのを発芋できたした。

 

「株匏䌚瀟VERSUSのプレスリリヌスPR TIMES」のりェブサむト
「著名アヌティストがAIミュヌゞシャンを育成するIT人材向け゚ンタメビゞネススクヌルが開校」の芋出しの䞋、「■講座1目指せAIミュヌゞシャン人工知胜䜜曲講座 人工知胜AIを䜿っお、1ヶ月党5回に枡り実際に楜曲を制䜜したす。Googleが開発した機械孊習ラむブラリ「Magenta」を䜿い、Pythonコヌドを曞きながら、実際に音楜ずしお圢にするたでを䜓隓。」ずの蚘茉がある。

 

これは『ミュヌゞシャン』が、自然人ずいう意味内容で䜿甚されおいる。

 

審査官が認定するように、本願商暙は、構成党䜓ずしお「人工知胜を甚いお 楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人」の意味内容になりそうです。

 

この䞀䟋だけで、本願商暙の芳念を特定するこずは困難なわけですが、ここでは、仮に審査官の認定した芳念で需芁者・取匕者に共有されおいるず仮定したす。

 

そこで、気になるのが、本願の指定商品・圹務ずの関係です。

 

本願では第類を指定しおいたす。

 

䞊蚘のように、審査官は構成党䜓ずしお「人工知胜を甚いお 楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人」ず認定したのですが、これは第類の『音楜の挔奏』に察する圹務の質内容を盎接的に衚瀺したものず考えるこずができそうです。

 

しかしながら、本願は第類を指定するものであり、審査官の認定した「人工知胜を甚いお 楜曲の創䜜・音楜の挔奏を行う人」が第類の圹務を盎接的に瀺したものであるずはいえたせん。

 

これが次の矛盟点。

 

商暙法第条項第号の拒絶理由通知を貰うず、審査官が䜕を根拠にしおどのように考えたのかの矛盟点を぀くこずにより、反論の糞口がみ぀かるこずが倚いのです。

 

どこにも蚘茉されおいない本願商暙の芳念を、䌌たような事䟋を結び付けお、審査官が勝手に䜜り䞊げおいる事䟋が山のようにありたす。

 

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