昭和40年~60年代、弁理士がめっちゃ儲かったといわれています。
30人規模の特許事務所で毎年、ハワイ旅行に行っていたように。
小規模の事務所は、
所長と所員との距離か近く、
所員だけでコミュニティができています。
コミュニティに馴染めば、とても心地良い。
それが平成になって、それでも平成10年頃までは儲かっていた弁理士業。
平成14年~平成25年くらいに徐々に衰退していき、
現在は別の局面を迎えている気がします。
大企業から大量に特許出願を出す時代は終わりました。
ベンチャー企業の知財を専門になる弊所では、一人勝ちができ好都合です。
この弁理士不況の時代、
これまで二極化していた特許事務所業界も形が変わってきている。
これまでの二極化とは、大きな事務所はより大きく、小さな事務所はより小さく。
最近では、
日本を代表するBIG4特許事務所(ベスト4)はより大きくなり、
100人以上の特許事務所は、所員が微増しながら、
50~100人程度の特許事務所は、成長が止まり、
10~30人程度の特許事務所は維持のための自転車操業度が高くなり、
数人規模の特許事務所は鳴かず飛ばずでも安定している
ようなイメージです(あくまでも私の意見)。
原因は、以下と考えています。
①需要減と弁理士増
②高齢化で成長意欲がないベテラン弁理士の増加
③弁理士の人気のなさ
こんな乱世ですが、
私はこのような時代が大好きです。
小学生のとき台風が近づいてワクワクするのと同じ気持ち。
既存の勢力を逆転するチャンスがある。
新しいことが受け入れられる環境になる。
逆張りが成功する時代になる。
そこで、私が掲げているのは、
弁理士一人事務所で年収2億円超。
もちろん外注には一切依頼しない。
従来の特許事務所の商売体系では、とても無理な話です。
一人事務所で年収1億円までは馬車馬で突破できる。
でも、一人で年収2億円は収益モデルを根本的に見直す必要がある。
乱世のいま、
たった弁理士一人でも、
弁理士の活動次第で、
年収2億円は十分に可能です。