弁理士ともちゃん🦋ただいまお仕事中

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ニッチ分野で勝負するベンチャーにとって標準化は得策なの?

 

特許と標準化を実践研究するうえで、

標準化すれば、企業にとって本当に得なの?

という疑問を抱くことがある。

 

標準化するということは、

オープン戦略になるわけで、独占排他権である特許権を取得する趣旨と相反すると思うからだ。

特許権を活用するならクローズ戦略をとらないと意味がない。

 

大企業なら特許権を無償又は低額でライセンスし、薄利多売方式を目論んで、市場のデファクトを狙うことも有用な気もするが、これが果たして小規模ベンチャーの事業にも有利になるのか?

 

小規模ベンチャーにとってわざわざ広い市場を作る意味があるのか?

 

市場が広がるということは、その巨大な市場を維持するためにコストも発生する。

外敵がきたら対応する手間も生じる。

 

多くの企業とアライアンスする必要も出るだろうし、自社の特許権を所有していることが足枷になることに加え、自社ブランドも市場形成の過程で希釈化する懸念もある。

 

弁理士にとって標準化支援が飯の種にしかなっていないなら、これはどんでもない話だ。

 

私はここにきて、小規模ベンチャーは、技術開発の成果を特許権という形で所有して、技術開発に務めるとともに、特許権を個別にライセンス契約で他社に貸していく。当然に所定のライセンス料を頂戴する。また、特許権を盾にFC展開するのも一案だ。

 

広い標準化市場を形成するというよりも、

狭い分野でニッチトップを取って維持する方がコスパも良い。

 

特許権を活用したクローズ戦略。

 

狭い市場でニッチトップを維持するために、特許網を構築する。

攻めの特許と守りの特許で参入障壁を高める。

 

これこそ小規模ベンチャーが最初に狙うべきポジションであると考える。