ようやく手に入れた中国専利法詳解。
約1000ページの分厚い書。
専利とは、特許、実用新案、意匠のまとめた名称です。
なんと中国の知的財産は桁違いに凄い。
中国の年間特許出願件数が特許約150万件、実用新案が約300万件、意匠が約140万件と、専利として合わせて年間500万件を超えています。
中国の特許庁は、ゴミ特許(模倣特許の意味)を懸念しており、このために中国の特許性のハードルがとても高いのです。
今では先進国において日本が一番特許になり易い国であり、中国や韓国は日本よりも特許になり難い国になっています。
それでも日本の特許出願件数は年30万件程度。
中国の特許出願件数の1/5程度であり、いま中国は知的財産の超大国。
今後は中国への特許出願、中国企業の日本出願が増加する傾向にあると思います。
このため、日本だけでなく、中国知財に関する研究を深めたいと思います。
中国知財の権威になる。
事情が許せば、中国弁理士資格も狙いたい。
それにしても中国の実用新案は、とても使い勝手の良い権利です。
ほとんど新規性だけが審査されて登録される。
それにもかかわらず無効になり難い。
いまは知財も中国の時代になりました。
中国語と英語を学んで、中国で活躍できる弁理士になります。