昨日、中国・米国への商標出願の相談を受けました。
マドプロか直接出願で悩んでいるとのことだけど、中国はマドプロの方が難しい印象があります。拒絶通報も多いし、審査も遅い。基礎登録に縛られる。中国商標は直接出願する方が出願時の戦略を浸透しやすいのです。
米国はマドプロでも良いのですが、包括名称で拒絶が来ます。
日本出願のように同一料金内なら、使用しない商品・役務を指定する実務とは異なり、米国は使用主義を前提とします。使用に即した個別具体的な商品・役務を指定すべきです。
そのような理由で、中国・米国の商標なら、直接出願が便利です。
マドプロはセントラルアタックもあり、不安定な気持ちが継続することになります。
中国、ヨーロッパ、米国を含む多数国同時出願の場合、
中国だけは直接出願ルート、その他の国はマドプロ経由も出願戦略として有効だと思います。
事業戦略を考慮して、選択国の優先順位を決め、出願ルートを決める。
事例によって最適かつ合理的な出願戦略があるものです。